5月22日に審議がはじまった議員立法のギャンブル等依存症対策基本法案は5月25日午前、衆院内閣委員会で可決。同日午後1時過ぎからの本会議に上程され、午後4時半過ぎ山際大志郎内閣委員長が委員会において賛成多数で可決したことを報告。起立により賛成多数で採決、衆院を通過した。
法案は、自民、公明、日本維新の会の3党が共同提出。競馬やパチンコなど既存のギャンブル等依存症対策を推進するための基本計画を策定するよう政府に求める。なお、衆院内閣委員会では、依存症対策基本法の成立に続いて、午後1時前にカジノを含む統合型リゾート(IR)実施法案の審議が始まり、石井啓一大臣(国土交通)がIR実施法案の説明をおこなった。