ギャンブル等依存症対策推進本部(本部長・菅官房長官)の幹事会(議長・内閣官房副長官)は2月20日午後4時から午後6時まで、中央合同庁舎8号館特別中会議室において「ギャンブル等依存症対策推進関係者会議」(略称・関係者会議)の第1回を開催。業界からは、阿部恭久代表(パチンコ・パチスロ産業21世紀会/全日遊連・理事長・写真)が任命された。
幹事会が人選、任命した委員は15名。事業者として、パチンコ、競馬、競艇の関係者3名。経験者1名、回復施設や司法、医療機関、消費者センター等の関係者(有識者)で構成。初回は会議の運営、これまでの取組、基本法の概要等を確認。今後、関係者会議は、4月までにギャンブル等依存症対策推進本部の基本計画案を策定するための意見をまとめ、ギャンブル等依存症問題啓発週間(5月14日〜20日)に反映させていく。
【ギャンブル等依存症対策推進関係者会議・委員】(50音順/敬称略)
阿部恭久(パチンコ・パチスロ産業21世紀会代表)、岡直人(学校法人敬心学園日本福祉教育専門学校精神保健福祉士養成学科専任教員)、木所康夫(日本中央競馬会常務理事)、黒沢幸子(目白大学人間学部心理カウンセリング学科/同大学院心理学研究科特任教授)、小泉典章(長野県精神保健福祉センター所長)、佐藤しのぶ(NFCRノンファミリーカウンセリングルーム 心理カウンセラー)、田上啓子(特定非営利活動法人ヌジュミ施設長)、谷崎哲也(日本司法書士会連合会常任理事)、中村努(認定NPO法人ワンデーポート施設長)、浜田節子(経済アナウンサー)、樋口進(独立行政法人国立病院機構久里浜医療センター院長)、増田悦子(公益社団法人全国消費生活相談員協会理事長)、松本恒雄(独立行政法人国民生活センター理事長)、ユウ(ギャンブル等依存症経験者)、吉倉和宏(一般社団法人全国モーターボート競走施行者協議会参与)