「ギャンブル等依存症対策推進関係者会議」(樋口進会長(独立行政法人国立病院機構久里浜医療センター院長)/略称・関係者会議)は4月5日午後4時から午後6時まで、中央合同庁舎8号館・8階特別中会議室において第4回関係者会議を開催。政府のまとめたギャンブル等依存症対策推進基本計画(案)について検討し、議論の整理を行った。
パブリックコメント(3月7日から26日まで)の募集、そして「基本計画(案)」に関する関係者会議の議論の整理により、4月中に推進本部、閣議で基本計画(案)を決定。ギャンブル等依存症問題啓発週間(5月14日〜20日)に入る。
同時に、関係者会議での議事録が順次公開。第3回分議事録では、第2回で発言の無かった委員の意見を求めた。第2回で、なぜ「宝くじ」関係は範囲外なのかについての政府の考えは、「ギャンブル等」と法律の定めるところにより行われる公営競技、ぱちんこ屋に係る遊技その他の射幸行為について、「関係事業者の範囲につきましては、先ほどAMEDの調査がございましたが、最近のそういう実態調査でありますとか、国会での議論等を踏まえまして、まずは競馬等の公営競技、あるいはぱちんこ等の実施に係る事業者を関係事業者と整理し、その取組につきまして、今回基本計画の案の内容にしているところ」と説明。今後、実態調査の結果等によって、必要な見直し(3年毎)はあるだろうと、した。