11月17日に行われた全日本遊技事業協同組合連合会(原田實理事長)の会見で、㈱トラストネットワークスが行っているパチンコホール内へのATM設置事業について、第一次試験を終了し、店舗、台数を拡大した二次試験へ移行することが明らかになった。
第一次試験では東京、埼玉、千葉、神奈川、兵庫、奈良の地域で合計150台を設置。キャッシングなどの不可、1日の引出し可能額3万円などののめり込み防止策を導入し、テストを行ったが、店舗側、利用客側ともにトラブルは発生しなかったという。
二次試験ではさらに1ヶ月15万円までの引出し額制限を設け、茨城、栃木、群馬に250台増加。合計400台でテストを行うが、日本共産党機関紙「赤旗」紙面上で批判的な記事が掲載されたことを受け、その存在を問題視する声が発生し、参加している銀行が撤退するなどの経緯もあったことから、さらに台数を拡大しての導入に、また批判が集まるのではないか、との懸念も広がっている。