愛知県内に7店舗を展開する(株)玉越(本社/名古屋市守山区)は3月1日、「玉越本店」(守山区)において、消防訓練を実施。同社は東日本大震災以降高まる防災意識を鑑み、昨年11月、秋の火災予防週間に合わせて「玉越中川店」(中川区)にて消防訓練を実施。今回の消防訓練もその流れを汲むもので、同日より始まった春の火災予防週間に合わせての実施となった。
消防訓練は、玉越本店関係者30名、消防職員関連20名、社会福祉協議会関連20名に加え、地域住民30名の計100名が参加。訓練は有事を想定し、利用客に扮した地域住民を、ホールスタッフが避難誘導し、人工呼吸・AEDでの救命処置を行ったり、逃げ遅れた要救助者を消防署職員が救出したり、放水訓練を行ったりと実践さながらの内容となった。
今回は一日消防署長として、中日ドラゴンズのマスコット「ドアラ」や、守山区のマスコットキャラクター「モリス」が応援に駆けつけた。ドアラはホール内を巡回し防災設備のチェックや、仮設の消防本部で消防署職員の指揮、更には自ら起震車に乗り込み、強震度地震の体験を行った。尚、同社では全店にわたり大規模消防訓練を実施する予定で、3月5日には「玉越東郷店」(愛知郡東郷町)にて再びドアラを一日消防署長に招き実施する。