(株)エース電研(本社/東京都台東区)は11月18日から20日の3日間、第2回マカオゲーミングショー2014(以下、MGS)に製品出展した。会場のコタイエキスポホールは、マカオ・コタイ地区の大型IR(統合型リゾート)施設、ヴェネチアンマカオ内。出展ブース146軒(前回110軒)、展示総面積が1万5000平方メートル(前回8000)と3割以上の規模に拡大された。
今回、エース電研は昨年に続き、グローバルビルストリーム(海外向け呼称)へのカジノ転用への可能性を模索するとともに、多種多様な業態の来場関係者の目に触れることで、他業種への転用のヒントを得ることを目的として、単独ブース(2コマ)で出展。「スロットマシン接続」「テーブルゲーム接続」「集合搬送」それぞれの導入事例をわかりやすく展示していた。
「空気の力で紙幣が運ばれるということに多くの関心をいただいた。カジノだけでなく、ATMへの転用など弊社が想定していなかった業態や使用方法の引き合いを多くいただけました」と担当者の弁。第61回マカオ・グランプリ(11月13〜16日)開催の直後とあって、多くの来場で賑わったようだ。