(株)アサヒディード(本社/大阪市中央区)は昨年12月5日、東日本大震災で被災した被災孤児並びに、被災遺児に向けて総額75万円の義援金を寄贈した。
同社は「未来を担う子供たちのために役立てて欲しい」という主旨で、2011年より被災地への支援活動を継続して実施している。昨年2月には各寄贈先に50万円ずつ、計150万円の支援を行い、続く今回は宮城県・福島県・岩手県(寄贈先の詳細は下記の通り)に対して25万円ずつの義援金を寄贈。それに対して、各県知事から礼状が贈られた。同社では今後も、子供たちの健やかな成長と生活の安定を支え、福祉の向上に寄与する事を目的に支援活動を継続して行っていく方針だ。尚、同社が2011年(3月)から2014年(12月)までに行った、東日本大震災義援金の総額は1721万1440円にのぼる。
【寄贈先の詳細】
■宮城県 保健福祉部 子育て支援課「東日本大震災みやぎこども育英募金」
宮城県では1059名の被災孤児並びに、被災遺児の子供たちが支援を必要としている。義援金は被災した幼児や児童、生徒などの生活の支援、教育の充実などのために使用されている。
■福島県 保健福祉部 児童家庭課「東日本大震災ふくしまこども寄附金」
福島県では194名の被災孤児並びに、被災遺児の子供たちが支援を必要としている。義援金は、子供たちが震災前に抱いていたそれぞれの夢をあきらめることなく、着実に前に進んで行く事ができるように、長期的な支援を行うために使用されている。
■岩手県 復興局総務課「いわての学び希望基金」
岩手県では583名の被災孤児並びに、被災遺児の子供たちが支援を必要としている。被災地では親が仕事を失った子供たちも多く、厳しい経済状況に置かれている。義援金は、こうした子供たちが自らの希望に沿った学校を卒業し、社会人として独り立ちするまでの支援を行うために使用されている。