三洋グループ 国内唯一のライフセービング国際大会に協賛

三洋グループ(本社/名古屋市千種区)は7月19日、20日の2日間、宮崎県の青島ビーチにおいて、「三洋物産 インターナショナル ライフセービングカップ 2015」(主催/NPO法人 日本ライフセービング協会)を開催した。

ライフセービング競技とは、海辺での事故を想定し、救助の技術を日々磨いているライフセーバーたちが必要とする救助技術を競技化したスポーツだ。走りづらい砂浜や大きな波、強い潮の流れといった実際に起こりうる状況を想定したものが競技のベースとなっている。美しい海を舞台にした「海物語シリーズ」のメーカーである三洋グループは、海を愛する一員として、ライフセーバーの活動に共感。06年よりオフィシャルスポンサーとなり、ライフセービング競技、国内唯一の国際大会として認知を高めてきた。

8回目の協賛となる本大会では、オーストラリアやニュージーランドなど、日本を含む6カ国・地域(日本は2チーム)からトップライフセーバー総勢62名が集結。選手達はかけがえの無い命を守るという使命のもと鍛錬してきた全9種目を競い合った。2日間のトータルポイントで決した総合優勝チームはオーストラリア、2位がニュージーランド、日本は3位という結果となった。大会初日はニュージーランドが成績トップをおさめたが、2日目、オーストラリアに僅差で追い抜かれるという最後の最後まで結果の見えないデッドヒートが繰り広げられた。ライフセービングの本場といわれるオーストラリアチームは大会8連覇という偉業を成し、他の追随を許さない王者の貫禄を見せた。

応援にかけつけたミスマリンちゃんたち

三洋物産 盧昇代表取締役専務