(株)マースエンジニアリング(本社/東京都新宿区)は全国の7都市で「マース新製品発表展示会2015」を開催。皮切りとなった東京は9月1日、2日に開催され、多くのホール関係者が来場した。
1日夕刻に記者会見を開催。松波明宏社長は、開発型企業を自負した今回の展示会の意気込みを伝えた。「私たちマースエンジニアリングは、“モノづくり”にこだわりをもち、開発から製造、販売、アフターフォロー・メンテナンスを全て自分たちで対応できる一貫体制の総合力で、毎年9月に一年間の取り組みを展示会という形で発表するよう努めている。新しい製品、提案を積み重ねてきた。マースの省力化への取り組みでは、パーソナルシステムが一番に上げられる。今やパーソナルシステム(各台計数機)が常識化しつつある中、マースの先駆的な努力は無駄ではなかったと思っている。そして新たなAir搬送システムの提供では、現在導入550店を超えた。そしてその進化は立体Air搬送という製品化となった。省力化というキーワード一つをとってもマースは製品づくりに万全を期して担っていきたい」と述べた。
秋山裕和営業本部長は「マースはPOSで業界参入し、パーソナルシステムなど様々な機器を業界に広めてきました。その使命感を今一度皆様に再認識いただけるよう景品管理面での充実を図った」と見所多い製品体系を伝えた。
マース新製品セミナーでは、同社澤田氏が「マース戦略データMSD」による業況分析、新製品の特徴を説明した。また、特別講師としてPOKKA吉田氏、茂木欣人氏(日遊協風営法PTリーダー)を招き、“混迷する業界の今を考える”と題したセミナーを開催。なお特別講師によるセミナーは東京の他、名古屋・大阪・福岡でも開催予定。展示会は事前申込制で、定員制となっている。問い合わせは同社各営業所か本社/営業企画部(03-3352-2048)まで。
■開催日程
・名古屋会場/9月3日、ヒルトンホテル名古屋
・福岡会場/9月8日、ホテル日航福岡 新館
・岡山会場/9月9日、岡山 オルガホール
・大阪会場/9月10日、ヒルトンホテル大阪
・仙台会場/9月15日、トラストシティカンファレンス
・札幌会場/9月17日、札幌コンベンションセンター
※各会場ともに、開催時間は11:00〜18:00まで
松波社長
新製品は「景品交換システム-据置型景品払出収納庫」「立体Air紙幣搬送システム」「接客サポートシステム-音声通知機能」(発売間近)
POKKA吉田氏は出玉性能自主規制について。茂木氏はファン開拓施策について講演、その後ディスカッションで今後の業界動向について述べた