(株)エンタテインメントビジネス総合研究所(本社/東京都千代田区)が実施している、パチンコ店舗管理者実務能力検定試験の成績優秀企業並びに優秀者に対する第11回表彰式が1月28日、東京・上野のエース電研本社で行ない、成績優秀企業3法人、成績優秀者3名を表彰した。
藤田社長はP能研の設立趣旨を踏まえて挨拶した。「残念ながら、昨年より1名減(前回528名)となりましたが、パチンコ業界全体として他の業界に遅れをとることなく、全体の底上げを目的にスタートしたのが2005年、以来11回目を迎えることができた。もっと活用していただけるよう、継続していきたい」と開催意義を述べた。
成績優秀企業1位となった(株)志賀産業(本社/栃木県)の志賀寛幸社長、2位の(株)永和商事(本社/三重・出席、大村成憲教務部長)、3位(株)プローバホールディングス(本社/広島・発表のみ)を表彰した。また、成績優秀者では1位・(株)永和商事の市川駅南店店舗責任者・鳴海進悟氏、同1位・福進商事(株)ミスターパチンコ深谷店・副店長の漆畑拓也氏、3位・(株)永和商事あすと長町店マネージャーの徳田優氏を表彰した。
成績優秀企業1位の志賀社長(志賀産業)は「私自身、第1回からP能検を受講してきた。今回は第1位を獲るつもりで少数精鋭5名で挑みました。できればメンバー全員で表彰式に出席したいと励んできました。優秀企業1位に名を連ねることができ光栄です。継続して学んでいく企業風土が根付いていくことが、業界イノベーションの源泉と信じ、今後もチャレンジしていきたい」と述べた。2位の大村教務部長(永和商事)は「はじめて社内管理職33名が受講した。企業成績2位、個人では1位と3位をいただいた。学びのツールとしてP能研を高く評価している。今年は是非1位になれるよう、さらに受講規模もさらに増やしてチャレンジしていきたい」と社内教育の重要性を述べていた。
また、成績優秀者1位の鳴海氏は「自社にウイングアカデミーがあり、学びの機会が根付いており、今回のP能研でその有難さを感じている。日頃年間100冊以上の読書を心がけており、今後は200冊を目標に切磋琢磨していきたい」と述べた。同1位の漆畑氏は「我が社では、主任以上が受講しているが、さらに受講範囲を広げていけば、全社的なモチベーションもさらに上がっていくと思っており、提案したい」と継続した受講意欲を述べた。3位の徳田氏は「正しい知識を身に付け、明るい業界づくりにさらに個人としても企業としてもさらにレベルアップしていきたい」と述べていた。
P能検は、業界知識、一般常識、マーケティング、労務管理など全7科目から100問を出題し、合計点数の能力検定試験。平成18年のスタートから今回で11回目となり、毎年9月に試験を実施。累計7000名以上が受験し、今回は527名が受験した。