ヒューテック 「激変時代の勝ち組店舗経営セミナー」を開催

ヒューテック(株)(本社/名古屋市千種区)は2月18日、東京国際フォーラムにおいて「激変時代の勝ち組店舗経営セミナー」と題した特別セミナーを開催した。2月15日の新潟を皮切りに、札幌(2月29日)まで全国10会場で開催している。遊技機の回収撤去、新基準への遊技機移行期を踏まえて、遊技客をしっかりつかみ、新たな顧客創造への着眼点を、同社解析データを通して提案した。

第1部「顧客データから導く、市場と顧客ウォンツの変化を読む!〜パチンコ・パチスロ市場のパラダイムシフト〜」(顧客情報運営部・阿部陵課長)は、遊技業界にとって大きな転換点となる2016年に対し、今までの遊技機と同様のマーケティング、そして流れに身を任せていては乗り切ることは難しいと、今一度原点に返った対策を提唱した。「売上=客数×客単価」という視点をもち、(1)新規客を獲得する(2)既存客の流出を防ぐ(3)購買頻度を上げる(4)買上点数を増やす(5)一品単価を上げる、という基本を見直した。その中で、2015年の前兆傾向を踏まえ(1)4円パチンコの下げ止まり(2)MAXに疲弊したユーザーの行き場(3)20円スロットへの流れ(4)低貸のみユーザーの伸びが鈍化、といった流れを踏まえ、営業施策の補強推進を提案した。

第2部「データに裏打ちされたコミュニティホール経営とは〜コミュニティホールを具現化するために〜」(執行役員 兼 顧客情報支援部・福田耕太郎部長)は、顧客に信頼されるコミュニティホールについて、また、どういうレベルがあるのかを解説。データを活用する中で、効率的に遊技客にアプローチし、効果的に遊技客のロイヤリティを上げることができるよう指し示した。最新の顧客遊技データに裏打ちされた質の高いコミュニティホールづくりに着手する時とした。