アサヒディード 被災孤児並びに被災遺児に義援金60万円を寄付

(株)アサヒディード(本社/大阪市中央区)は2月15日、東日本大震災で被災した被災孤児並びに、被災遺児に向けて総額60万円の義援金を寄付した。

同社は「未来を担う子供たちのために役立てて欲しい」と、2011年より被災地への支援活動を継続して実施している。今回は宮城県・福島県・岩手県(寄贈先の詳細は下記の通り)に対して20万円ずつの義援金を贈った。同社では今後も、子どもたちの健やかな成長と生活の安定を支え、福祉の向上に寄与する事を目的に支援活動を継続していく方針。尚、同社が2011年(3月)から2016年(2月)までに行った、東日本大震災義援金の総額は1781万1440円にのぼる。

【寄贈先の詳細】
■宮城県 保健福祉部 子育て支援課「東日本大震災みやぎこども育英募金」
宮城県では139名の被災孤児並びに、925名の被災遺児の子どもたちが支援を必要としている。義援金は被災した幼児や児童、生徒などの生活の支援、進路選択の実現を支援するための奨学金・支援金などに使用されている。

■福島県 保健福祉部 児童家庭課「東日本大震災ふくしまこども寄附金」
福島県では24名の被災孤児並びに、174名の被災遺児の子どもたちが支援を必要としている。義援金は、子どもたちがそれぞれの夢をあきらめることなく、着実に前に進んで行く事ができるように、長期的な支援を行うために使用されている。

■岩手県 復興局総務課「いわての学び希望基金」
岩手県では94名の被災孤児並びに、489名の被災遺児の子どもたちが支援を必要としている。被災した地域の高校生が教材や制服をそろえたり修学旅行に参加するためなどに必要な資金、小学生・中学生や高校生が文化部・運動部の大会に参加するための経費、また、この震災により親を失った子どもたちが、希望する進路を選択できるよう、また、勉強やスポーツ・文化活動等に励んだりできるよう、社会に出るまでに必要な「くらし」と「まなび」に要する資金として活用されている。