(株)玉越(本社/名古屋市守山区)は4月7日、名古屋市中村区の名古屋マリオットアソシアホテルにおいて、第34期創業祭ならびに年度方針発表会を開催した。
冒頭、壇上に上がった高木一夫会長は、全社員に対し「玉越における正社員の平均年齢は32.6歳、アルバイトで26.1歳です。若い力で新たな店舗開発を行うなど愛され続ける店作りを行って頂きたい」と述べ、若さある野心的な展開に期待を寄せた。そして座右の銘である「あらゆるものが変化する、努力する者だけが進歩する」という言葉を贈り、挨拶を結んだ。
県下各区の社会福祉協議会に対し寄付金を贈呈した後、取締役や各部門による今年度の方針発表が行われた。今期より代表権を与えられた高木宏動社長は、前期の業績として売上、売上純利益、経常利益のすべてがプラス成長したと報告。34期の方針として①玉越ファンの創造 ②幹部社員の育成強化 ③会社全体における環境改善を掲げ、「現在、私達の業界は帰路に立っています。高木会長はよく、ピンチはチャンスと言います。自分たちで何ができるかを積極的に考えていく事が大切です」と語った。
昼食をはさみ、午後からは記念講演や対談などが行われた。講演には(株)熊谷組の大田弘相談役が来場。「“クロヨン”が遺したもの-志の連鎖-」と題し、黒部ダム建設工事において人々がどの様に力を合わせて完成に導いたのかといった話をした。続いて、高木社長と愛知県出身のヒップホップアーティストAK-69さんによる対談が行われた。AK-69さんは新入社員に向けて「はじめの、やってやる!という初期衝動を忘れないで下さい」とメッセージを贈り、人気ナンバー「START IT AGAIN」を熱唱した。