豊丸産業(株)(本社/名古屋市中村区)は、4月21日〜23日にインテックス大阪(大阪市住之江区)において開催した介護・福祉・高齢者医療・看護の総合展「バリアフリー2016/慢性期医療展2016/看護未来展2016」に、「トレパチ!」ブースを出展した。この3展は、合わせて383社・団体が出展して介護と医療を網羅、来場者10万人以上が予想されている西日本最大級の総合展。
高齢者・障がい者の快適な生活を提案する総合福祉展・バリアフリー2016の4号館会場において、豊丸産業は「トレパチ!」を展示した。「トレパチ!」は、介護施設などでリハビリトレーニングやレクリエーションを行う目的で開発された専用遊技機。遊技玉の音を軽減した特殊コーティングの玉仕様で、音量や難易度の設定などが調整可能となっている。利用者一人でも、楽しみながら脳や体のトレーニングができるレクリエーション機器として関心を集めた。
展示会場では、同社の永野光容社長がブースの先頭に立ち、来場者の反応や関心度を肌で感じ取っていた。「3月には東京ケアテックスに出展したのに続いて、今回、初めて大阪での展示が実現しました。総合福祉展ということで、多くの方々が来場されるということで、トレパチの存在を福祉関係の専門職の方、そして一般の方々など多くの方々に知ってもらえればと思っています」とトレパチ認知が第一と語った。
展示ブースでは、「トレパチ!Aタイプ」「トレパチ!Bタイプ」を展示した。誰でもカンタンに楽しめるよう開発されたAタイプ。Bタイプはトレーニングやリハビリをする人を対象により優しい遊技内容となっている。また、 ウォーキングマシンとつなげ、歩行訓練しながら玉を弾く仕様の「ウォーキング・トレパチ!」(参考出品)を展示。「いろいろアイデアを出し合っており、次は自転車のペダルを回しながらの仕様も試作中です。6月の名古屋ウェルフェア展など、今後も楽しみながらリハビリできる製品づくりを目指しています」(永野社長)とトレパチの普及に努めていた。
関心が高かったウォーキング・トレパチ!(参考出品)
多くの来場者で賑わったトレパチブース
試打コーナーでは笑顔が多く見られた
永野社長