マルハン 「働き方改革」で組織力を強化

(株)マルハン(本社/京都、東京)は11月22日、マルハン東京本社セミナールームにおいて、マルハン郡山店、マルハン鹿浜店、マルハン東京本社 人事部人事課によるトライアルの中間報告会を行った。

同社では本年より「働き方改革」に取り組んでおり、その活動の一環として7月より働き方トライアルをスタート。2店舗1課がトライアルチームとして、来年3月末まで現在の働き方を振り返り、抽出した課題をカエル会議で見直し、課題解決に向けた施策を実施する、PDCAサイクルを一ヶ月単位で計8回(8ヵ月)行っていく。今回はその中間報告会となった。

2017年、創業60周年を迎える同社は「人のマルハン」として、自らが考え、自らが行動することでこれまで成長してきた。これからも輝く企業で在り続けるため、また業界のリーディングカンパニーとしてパチンコ業界に新しいイノベーションを起こすため、ダイバーシティ推進を通して、社員一人ひとりが持つ様々な違いを受け入れ、多様性を活かすことで組織力を高め、顧客へ新たな価値を届けていく。

■トライアルチーム実施の見直し施策一例
【マルハン郡山店】
課題
・計画性がないため突発業務が多発
施策
・やることリストを作成し、ホール全体の計画を立てる
・仕事・プライベートに関係なく気軽な「月イチ5分面談」を実施
【マルハン鹿浜店】
課題
・個人の業務が見えず、業務に偏り
施策
・個人業務がある場合は内容・優先度・必要時間を共有し、予定に対する実験を振り返る
・抱えている業務を見える化してチームで時間を創出
【マルハン東京本社 人事部人事課】
課題
・残業の削減・有休取得の促進
施策
・18時以降の承認は翌日に持ち越すルール作り
・業務はスケジュールを共有して見える化。有休の計画取得を実施