娯楽産業 (株)マルハン(本社／京都、東京)は4月12日、グランドプリンスホテル新高輪・飛天において、創業60周年記念祝賀会を開催。祝賀会には創業60周年を祝し、来賓139名、従業員916名、総勢1055名が集った。マルハンがオフィシャル・サプライヤーとして協賛する東京フィルハーモニー交響楽団による「創業60周年記念祝賀コンサート」では、クラシック音楽とオペラによる饗宴の中、名曲喫茶「るーちぇ」(京都府峰山町)から始まったマルハンの創業の原点に思いを馳せた。
記念祝賀会の冒頭、韓昌祐会長は「本日は60周年の祝賀会ではなく、これから100周年に向かっていくマルハンの決起大会だと思っています。ハングリー精神とチャレンジ精神を持ち続け、闘いの連続と思っている。我々の業界はけっして安泰ではありません。IRカジノ法案の国会通過により先行き不透明です。そういう時、節約で乗り切るしかありません。これから80年、100年とマルハンの益々の発展を祈念し、できれば皆さんと一緒に式典に参加できるよう頑張りたい」と述べた。来賓を代表して、伊吹文明衆議院議員、三崎政直市長(京丹後市)が祝辞。そして2018年平昌冬季オリンピックを控える江原道から崔文旬(チェ・ムンスン)知事は、GTI国際貿易投資博覧会・組織委員長任命状を韓会長に授与した。これは、北東アジア地域における国家間の実質的な経済協力のために開催する「2017GIT国際貿易投資博覧会」の組織委員会委員長に任命した。
「名曲喫茶『るーちぇ』からスタートしたマルハン。今では1万5000名を超える従業員とその家族5万人を抱える大家族となった。マルハンを日々訪れてくださるお客様は1日約60万人を超えるまでになっている。マルハンを支えて下さるお取引先様は3000社を超える規模となり、さらに大きな影響力を持ちながら、社会への共存を果たしている」と韓裕社長は、マルハンの歴史に関わったすべての方々へ深甚なる謝意を述べた。
崔知事(左)と韓会長
韓社長
韓俊取締役の乾杯の発声により、懇親会を開宴した