第88回都市対抗野球大会(毎日新聞社、日本野球連盟主催)の第9日目、2回戦最終となるセガサミー野球部(東京都)とJR西日本(広島市)は7月22日(第2試合)でプレイボールした。9回裏2死1、2塁、同点のランナー1塁というところまで迫ったセガサミーだったが、最後はファーストフライでゲームセット。6対8で敗れ8強入りを逃した。
先発の横田投手は、立ち上がりをつかれ、3点先制されるという苦しい立ち上がり。しかし、2回には2死満塁から長短タイムリーと機動力で4点を上げ、逆転。その後も両チーム点の取り合いとなり、6回で5対5の振り出しに戻った。セガサミーは、5投手をつぎ込む継投リレーで、好機をうかがった。しかし、JR西日本は最終回代打攻勢が的中するなど、足を使った野球で3点を追加。セガサミーもその裏、1点を返し2死1、2塁と追い上げ、ホームランが出ればサヨナラというところまで迫って、最後の最後まで勝つ執念を見せた。また、今年から新体制となったセガサミールーターズ(応援団)のさわやかな応援も多くの注目を集めた大会だった。