(株)アサヒディード(本社/大阪市中央区)は12月9日・10日、大阪府堺市のJ-GREEN堺において開催された「スペシャルオリンピックス日本(SON)2017年第2回ユニファイドサッカー大会」においてボランティア参加した。
会場には302名の選手団と、同社従業員有志4名と家族(こども3名)を含む520名のボランティアが集結して行われた。同社有志は大会2日目の10日に参加。アスリートやコーチが競技の合間に受講する『ヘルシーアスリート・プログラム』(眼と足の健康チェック)の誘導や受付のサポートを行った。
ユニファイドサッカーとは、知的障がいのある選手(アスリート)と障害のない選手(パートナー)が同じチームで競技を行う事で、サッカーを通じて互いの個性を理解しあう関係を築く取り組み。SONでは、障がいの有無に関わらず誰もがスポーツを楽しむ環境が当たり前となるよう、ユニファイドスポーツの普及に積極的に取り組んでいる。今大会には、韓国から1チームが参加し、国内の19チームとともに、11人制と7人制の2カテゴリーでユニファイドサッカーの熱戦を繰り広げた。
「アスリートの方々は、試合の緊張や疲れがあったのでしょうが、複数のチームが重なり、お待たせする事もあったのすが、嫌な顔ひとつ見せず、こちらのチェックに快く対応頂きました。一人で受付をしている際、アスリートが声をかけてくれたり、傍にいてくれたり気を配ってくれ、とても嬉しかったです」と、ユニファイドスポーツの精神を再認識したという。