大都技研 第3回「吉宗大そうじ」を上野恩賜公園で開催

(株)大都技研(本社/東京都中央区)は4月14日、都内上野恩賜公園において第3回「吉宗大そうじ」を実施。当日は地域清掃のボランティア組織・グリーンバード(green bird)とコラボして、公園周辺を同社有志総勢約100余名が清掃した。

吉宗大そうじは、社会の一員として社会貢献しようという事で、多くのファンから圧倒的な支持を受けた大都技研の代表的な遊技機『吉宗』にちなみ、将軍吉宗が花見文化を推奨した名所の清掃活動という事で昨年からスタートした同社独自の社会貢献活動。第1回の浅草に続き、今回は、ソメイヨシノの名所としても有名、日本さくら名所100選に選定されてもいる上野恩賜公園(以下、上野公園)となった。日本独自の花見文化、その広がりに大きく貢献したのが8代将軍吉宗といわれる。また、台東区は遊技業界のメーカー販社の集まる東上野に程近く、大衆娯楽の提供メーカーとして、同じ日本独自の花見文化を根付かせた吉宗への恩返しの意 味を込め、木原海俊社長を先頭に、清掃ボランティア活動となる大そうじを実施した。

午前8時半に国立科学博物館前の広場に社員とそのご家族一同が集合した。木原社長は、「社会貢献の一環として今日のミッション、ゴミを拾う事。皆さん張り切って頑張りましょう!」の掛け声でスタートした。専用のビブスを全員が着用し、特製手袋とトング、そしてピンクとグリーンのサクラ模様の特製ゴミ袋を持って、公園、商店街など各所を清掃した。「ご苦労様」、「きれいにしてもらってありがとう」と通行する人から声をかけてもらいながらの活動となった。

上野公園は、1876年に日本初の公園として開園、現在、美術館や博物館、動物園や大学など、多くの文化施設が一つの公園の中で集約されている世界的 に珍しいエリア。また寛永寺、上野東照宮、桜や不忍池など、歴史的建造物と自然にも恵まれた場所であり、参加者は楽しみながら清掃活動に取り組んだ。参加者は班に分かれ、公園内周辺のゴミを約2時間にわたり拾い集め、計1900リットル以上のゴミを集めた。

同社の信田裕一郎取締役開発本部長は、「上野東照宮に吉宗公が祀られているという事で、引き続き吉宗公にゆかりのある地を選びました。上野は業界にとって身近な場所です、こんな風景があるんだなという新しい発見も参加者それぞれあったと思います。社内でもこの活動は小さな話題として膨らんでおり、今後も継続して取り組んでいきたい」と活動効果を話していた。

なお、同社のグリーンバードへの支援として、桜と吉宗のイラスト入りのゴミ袋(桜色と緑の2種類)を大都技研が制作し、グリーンバードが支援する世界12カ国14チームにも5万枚が提供され活用されているという。同社では、 今後も春・秋の活動を目指しているという。

公園内噴水前で全員が記念撮影

自然に恵まれた公園内も大そうじ

吉宗を祀る上野東照宮も大そうじに訪れた

桜と吉宗のイラスト入りのゴミ袋に1900リットル以上のゴミが集まった