プローバグループ(本社/広島市安佐南区)は10月30日、広島市内のANAクラウンプラザにおいて「プローバグループお取引先様との交流会」を開催。創業55周年の節目を迎える今回、平本直樹社長は、『原点回帰』をテーマに取引関係80余社の代表者を前にプローバグループの新たなる挑戦を説明した。
冒頭、挨拶に立った平本社長は、「今日お集まりいただきましたのは、日ごろからご支援ご協力を賜っておりますお取引様への感謝。そして私どもプローバグループが日ごろ取り組んでいる事業展開について説明させていただき、理解を深めていただき、一層の連携協力を賜りたいと開催しました」とグループ全体の取組みを説明した。それは、同社が10月9日に同社設立55周年を迎える事ができたと感謝を述べた。「1963年の設立以来、パチンコ・ゲーム事業を中心にアミューズメント施設の運営など様々な事業を展開。広島を中心として、少しずつ拠点を広げ、挑戦につぐ挑戦を重ね、中国地区5県を中心としたエリア拡大を図る事ができた。プローバグループは、さらなる成長を目指して参ります。その道標の一つとして2025年に向けた中期ビジョンを策定。これを成長と拡大するためのロードマップとして日々追及しています。具体的には、売上600億円、経常利益25億円、今後の社員採用100名、さらにはグループ内女性社員数50名という中期ビジョンと掲げました。それぞれの事業は様々に広がりを目指していきます」と各種事業展開に言及した。
パチンコ事業では、昨年ブランド力向上のため、グループ23店舗を屋号プローバに統一したとした。そして、同社グループの旗艦複合商業施設「フィエラ・ディ・プローバ」は22周年を迎えた事を機に約1カ月間休業し、大改装により年末リニューアルを目指して更なる進化を目指しているとした。「私どもは原点を忘れる事なく、全員経営を貫きまして、皆様の期待に応えられるよう全力を尽くして参ります」と多種多様な事業展開も含め説明した。
「フィエラ・ディ・プローバ」内のアンジェロ店(パチンコ)、レオーネ店(パチスロ)の大型改装は、「親子三世代が集う『プローバの見本市』」の施設概要に相応しい取組みを進め、30代をメインターゲットにした店舗構想、時代に適合した遊技空間(島設備の改善)の確立、全席禁煙店舗(全店舗が取り組まねばならない問題を率先して具現化)、お客様の利便性・目的性を重視した適性台数(約1000台)によるサービス拡充、運営の合理化を踏まえたデジタル化(モデル)店舗を追求していく。
グループ事業は、その他ライフ&エンターテインメント事業として果敢に挑戦を続けており、AC事業(アミューズメントコミュニケーション:介護福祉支援)、保険代理店事業、AFC事業(アミューズメント・フィットネス・コミュニケーション:健康保健)、ベジモ事業(無農薬栽培事業)など、新規事業の開拓状況についても報告した。
平本社長(右)は、55周年を迎える事ができた事に取引先各社に深甚なる謝意を示した
フィエラ・ディ・プローバの大規模リニューアルを発表