ダイナム パチンコ依存問題 3団体共同で遊技者の行動実態を調査

(株)ダイナム(本社/東京都荒川区)は2019年9月より、公立諏訪東京理科大学 地域連携研究開発機構 医療介護・健康工学部門(部門長・篠原菊紀)および、(株)クロス・マーケティングと共同で、パチンコ・パチスロの依存問題に関する基礎研究「安全な遊技のための総合調査」を実施する。

依存問題に対する社会の関心が高まる中、同社はこれまでもガイドラインの100%履行、独自の社内教育、また、同業他社との合同勉強会を開催してきた。結果、店舗従業員や顧客に対して、知識・理解の浸透が進むなど、一定の成果を上げる事ができた。

今回、それをさらに昇華させ、「安全で楽しく問題のない遊技」とはどういうものなのかを明らかにし、それを実現する対策を見出すための独自の取り組みを行う。これは、アンケート調査による自己申告だけでなく、実際の遊技行動データを個人が特定できないように匿名化した上で照合・分析する事で、依存につながる遊技とそうではない遊技の違いを調査し、依存対策をより具体的に展開するための試み。

ホールで取得可能な遊技行動データに基づく基準を見出し、依存につながるような遊技を現場で察知する事ができれば、より早期に予防的な対応が可能になる。同社は本研究より、ホールでの問題のある遊技を予防する対策や、研究を根拠にした具体的で有効な取り組みを導く事を目指す。そしてより安全な「日常の娯楽としてのパチンコ・スロット」を提供し、さらに業界他社へ取り組みを共有、働きかける事で、業界全体の取り組みを推進していく。

【本調査における体制について】
(株)ダイナム
●アンケート対象者の選定
●会員様情報の提供

(株)クロス・マーケティング
●アンケートの実施・集計
●情報の匿名化作業
●匿名化情報の提供

公立諏訪東京理科大学
●匿名化データによる分析
●分析結果の報告

(株)ダイナム
●安全な遊び方の提示
●更なる取り組みの実施

【個人情報の取り扱いと注意事項について】
本調査は、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律、個人情報保護法、(株)ダイナムの個人情報保護方針に基づき、実施。詳細については、「個人情報の取り扱いについて(https://prtimes.jp/a/?f=d13913-20190912-8562.pdf)」を参照。アンケートに回答しない場合には、データ提供を行う事はない。