大阪福祉防犯 九州豪雨の復興支援に義援金

一般財団法人大阪福祉防犯協会(高智茂会長)は8月5日、大阪市北区の読売新聞大阪本社内にある社会福祉法人「読売光と愛の事業団」を訪れ、甚大な被害が相次いだ九州豪雨災害に対する救援・復興支援を目的とした義援金50万円を寄託した。

7月3日から31日にかけて熊本県を中心に九州で発生した集中豪雨は、未曽有の降雨量を記録。中でも熊本県を流れる球磨川水系は、八代市、芦北町、球磨村、人吉市、相良村の計13箇所で氾濫・決壊し、約1060haが浸水するなど、死者64人(熊本県警発表)を出す甚大な被害となった。

同協会ではこうした現状を考慮し、急遽、今回の義援金の寄託を決定し、「猛暑の中、過酷な生活を余儀なくされている被災者の方々の姿に心を痛めています。少しでも皆様の救援に役立てていただけば」とのメッセージを添えて、担当者に目録を手渡した。

あわせて、大阪府が新型コロナウイルス感染症に関する医療及び療養に従事される方々を支援するために設立した基金「新型コロナウイルス助け合い寄金」にも50万円を寄付した。