「ユーコーラッキー」などの屋号でホール運営しているユーコーラッキーグループ(本社/福岡県久留米市)は1月11日、チェーンの広又本店(福岡県久留米市)であったAED蘇生救命活動の適切な対応について感謝状を受けた(2021年12月23日)事について公表した。これは、「遊技中に心肺停止で倒れたお客様へのAED蘇生救命活動、その経緯と経過ならびに取り組みから学んだ教訓について」広く内外に発信したいとしたもの。
2021年8月4日、店内で遊技客の60代男性が倒れているのをスタッフが発見。蘇生対応、自動体外式除細動器(AED)、救急車の呼び出しなど、手分けした「命のリレー」がスタッフにより迅速に行われ、一命を取り留めた(その後、後遺症もなく社会復帰したという)。万が一に備え、これまでに救急講習を受けていた事が奏効したというもの。
グループでは数年に一度、消防署による救急救命講座に参加しており、命のリレーに関わったスタッフも過去に受講経験があった。今回の件を受け報告書をまとめて、情報共有す事はもちろん、さらにグループ全店で、社員やアルバイト、原則全員参加の講座を開催するなどして、安全安心な遊技提供に努めていきたいとしている。