セガサミーホールディングス(株)(本社/東京都品川区)は、多様な人財が活躍できる就業環境の構築を目的として、“働く時間”、“働く場所”を選択できる「セレクトタイム制度」および「セレクトロケーション制度」を導入する。
■導入の背景と目的
セガサミーグループは多様性への理解と尊重が新しいビジネスの創造につながると考え、ダイバーシティ経営に積極的に取り組んでいる。2019年には性的マイノリティの方が差別や偏見にさらされず、前向きに生活できる社会の実現を目的としたイベント『東京レインボープライド』への協賛を開始し、2021年には、ダイバーシティを含むサステナビリティについてグループ従業員のさらなる意識醸成および理解促進を目的とした社内イベント『セガサミー サステナブルウィークス』を開催するなど、社内外に向けた啓発活動を行ってきた。またセガサミーホールディングスでは、育児休業期間の延長や介護休業中に対する金銭的サポートの実施、同性パートナーの各種制度の適用など、多様な人財が活躍できる就業環境を整備している。この度導入する「セレクトタイム制度」ならびに「セレクトロケーション制度」は、さらなるダイバーシティの推進を目指し“働く時間”や“働く場所”を選択可能にする事で、育児や介護などによるキャリアの分断や望まぬ離職を防ぎ、様々な背景を持った社員の活躍を支援する。
■本施策の概要
【セレクトタイム制度:働く時間を選択できる制度】
・内容
以下の働き方を可能にする ※①、②の併用も可
①所定労働時間を1日4時間〜7時間の間で選択
②すきま時間を活用したフルタイム勤務(8時間)
・対象者
育児もしくは介護短時間勤務の適用を受けられる社員
【セレクトロケーション制度:働く場所を選択できる制度】
・内容
地方におけるリモートワークの選択を可能にする
・対象者
親の介護、配偶者の転勤、里帰り出産などの事情があり、常時リモートワークが可能な職種かつ会社の承認を受けた社員(月1〜2回の出社)
上記の施策はいずれも2022年4月1日より導入。なお、本施策の内容については今後、同社に勤める全ての社員が多様な事情や価値観に応じて選択できるように検討するとともに、グループ会社への導入も検討していく。