(株)ジェイピーエスホールディングス(本社/大阪市西淀川区)は8月5日、(株)ジェイピーエス製新機種「ドリームジャンボ」の発表に伴い、都内台東区のホテルパークサイド上野においてプレス発表会を開催。冒頭、挨拶に立った綾部社長(ジェイピーエス)は、8月のパチスロの日が盛大に開催できた事に併せて、新機種を発表できたことを喜んだ後、本機について「非液晶で見た目はサッパリとしています。そのサッパリした外見と打って変わって内容的には、夏の暑さに負けないアツい機能がいっぱい詰まっている」とPRした。
遊技機の仕様と特徴の説明を行った開発責任者の下永CTO。新基準機(5号機)時代へ突入し10年が経過する現在、パチンコ業界は様々な過渡期を繰り返してきたが、パチスロはそういった意味で過渡期の最中にいると述べ、その中で回胴式遊技機のメーカーはもとより、パチンコ遊技機メーカーもパチスロ開発事業に参入してきている所から、開発体制が希薄化している点を指摘。「毎月多くの新機種が発表されている状況の中、我がジェイピーエスはどう打開していくかを考えた成果が今回の新機種。開発費、開発メンバーの限られた小さな会社として、非液晶機を開発陣が総力を結集し、よいものを作り上げれるかに取り組んだ」と強調した。
本機は純増約3枚/GのART「ジャンボーナス」(1セット33G〜)メインで出玉を増やす仕様。通常時はドリーム図柄が揃うとリール下部の3桁デジタルが回転し、ゾロ目が揃えばART獲得というシンプルな流れ。準備期間を経て7図柄を揃えた後、ARTのG数を抽選する「カウントアップファイヤー」が行われ、最低33Gからスタートし、“ファイヤー”の掛け声がかかれば111G、333G……とカウントアップ。最大4999Gを超えるG数が獲得できる。尚、7図柄がダブルラインで揃った場合、G数は2倍に。ロングフリーズが発生すれば……!?