(株)SANKYO(本社/東京都渋谷区)は1月19日、新機種「フィーバー 機動戦士ガンダム -LAST SHOOTING-」の発表に伴い、グランドプリンスホテル新高輪(東京都港区)においてプレス発表会を開催した。
主催者を代表して富山一郎専務・営業本部長が挨拶。「皆さんもご存知の通り、昨年から色々な問題等々が山積みになっている。2016年はそうした業界問題を正しく解決していく年になるでしょうし、しなければなりません。なぜなら高射幸性から始まり、くぎ問題等、昨年12月24日、一般紙、NHKニュース、Yahooトップニュースに報じられた。こうした事は、パチンコ業界内やパチンコファンだけの問題ではなく、パチンコをしない方々までが、パチンコ業界というのはこういうものなのかと思われていると思う。この業界の未来のために、新機種を発表させていただいた。数年前から、新規ファンの獲得、休眠ファンを何とか開拓していこうと、あちこちで聞きましたが、今、色々な問題が業界紙以外に載ったという事は、まず新規ファン、休眠ファンではなく、今パチンコしている方、この方々が不安に思っているのではないか。不安を抱いて遊んでいる娯楽ってあるでしょうかね。日工組では申し合わせ事項がある。11月から2月まで、320分の1以下、細かく言うと、BY10、そして、そしてこの新機種ガンダムが納品される予定の4月、ベース30。私たちメーカー団体は、申し合わせ事項として決めた。これは絶対に守らなければならない。自分たちで決めた約束を守れないようでは、業界の未来はない。そしてそれを守りながら、安心して安全に遊べる機械を作らなければならない、それが『フィーバー 機動戦士ガンダム-LAST SHOOTING-』です。どうか皆さん、私たちの業界の先輩方、そして今次の世代につなげなければならないのが私ども年代です。この業界が、50年100年、続いていけるよう、良くなるようプレスも業界を良くするような檄を期待している」とこれからの安心安全な市場に不可欠な1台だとPRした。
さらに、今こそ安心5(ファイブ)、ヘソ5個賞球のガンダムで安全安心な遊技を実現するとした。同社は2016年、ヘソ5個賞球に活路を見出した。ヘソ3個と比べて5個では、1000円で+3回。年間では6300回多く回すことが可能。これを金額にすると年間33万円相当になる。これは年間15回プラス遊技回数となる。今、遊技しているファン一人ひとりが年間15回増して遊びに来店いただけるとどうなるか。ガンダムは、稼動、客滞アップに直結するはず、と提案した。
1979年にテレビで放送され社会現象を巻き起こした「機動戦士ガンダム」とのコラボレーションマシン第3弾が満を持して登場した。スペックは特賞確率1/319.7(高確率1/56.9)、100回転のSTを搭載したV入賞確変機。初当りの51%で突入する「G-RUSH」中は大当りの50%で16R(約1651個)が獲得でき、トータル継続率は約83%に設定されている。
本機には1作目・2作目では見られなかった新たなギミックやゲーム性を搭載した。盤面中央には斬新で重圧感のある巨大ギミック「ラストシューティング」を配置。照明やサウンドエフェクトとの相乗効果でシリーズ最高のインパクトを実現した。ゲーム性においては、ST中に「ジャブロー防衛戦」、「ニューヤ―ク攻防戦」、「ソロモン戦」、「シャア・アズナブルモード」の任意で選べる4ステージを用意。それぞれのステージ毎に、違うモビルスーツとのバトルが楽しめる。更に、条件を満たす事でシリーズ初参戦のモビルスーツが登場する隠しステージ(3種類)が開放されるなど、ファンには堪らない一機となっている。
(C)創通・サンライズ
左が尼子執行役員、富山専務
大勢の来場で賑わった東京会場
大阪会場(1月20日・スイスホテル南海大阪)