一般社団法人パチンコ・チェーンストア協会(谷口晶貴代表理事)は、2月26日に都内港区の笹川記念会館において第8期第3回臨時社員総会と第32回PCSA公開経営勉強会を開催。臨時社員総会ではパチスロの高射幸要望に対して反対する声明を採択した。
声明では、平成16年の規則改正に起因したパチスロゲーム性の低下によるファン離れが現状の衰退を招いており、この窮状を救うためには規則の再改正や運用の見直しを行い、高射幸性の遊技機の開発と流通を認めることが必要であるとの主張を行っている動きがあると指摘。
一部そういう側面があることは認めつつ、高射幸性機営業は一時的に利益にはなるが、中長期的観点からは国民の支持が得られず、さらなる客離れを招くとして、それよりも業界の高コスト体質の改善、低価貸し営業のさらなる推進を進め、時間消費型娯楽への転換こそが必要という内容になっている。
パチスロメーカー団体の日電協はこれまでも、陳情、要望という形でパチスロの遊技機性能に関して規制緩和を求めてきており、28日には都内で一般ファンを招いて「なんとかしようよ!!パチスロ文化」というイベントを企画している。