保通協 5月型式試験

財団法人保安電子通信技術協会(保通協)は、6月1日付けで、5月の型式試験状況を発表。適合(ぱちんこ23、 回胴30、不適合(ぱちんこ11、回胴33)、受理件数(ぱちんこ59、回胴37)だった。

5月はパチンコの結果書交付が半減、ぱちんこ・回胴ともに適合が50%前後を推移。4月からの累計では適合(ぱちんこ78、回胴64)、不適合(ぱちんこ23、回胴73)。

なお、保通協の公表資料では、平成22年度事業計画、ならびに収支予算書では、初めて「型式試験関係事業」を明記。風営法に基づく指定試験機関として、試験事務を適正かつ確実に実施する方針を以下のように示した。

1)風営法をはじめ、関係法令・規則を遵守して、誤りのない確実な試験事務を効率的に遂行する。
2)誤りのない確実な試験事務を遂行するために、試験事務の合理化、効率化を推進す る。

収支予算書(平成22年4月1日から平成23年3月31日まで)では、型式関係事業を明記。事業活動収入22億0982万円は、前年度予算額21億3588万円より7394億円の増を見込んでいる。ただし、公益目的事業会計の第一に掲げる保安電子通信関係事業では、赤字計上を重ねており、型式関係事業が補完する形での運営が続いている会計上での展開。

なお、役員名簿については、旧資料のまま、今後刷新公表されると思われる。