東京都遊技業協同組合(原田實理事長)の機会対策委員会と青年部会は、7月14日に都内港区のヤクルトホールにおいて、「サマーフォーラム2011」を開催した。
このサマーフォーラムは毎年夏に若手経営者を対象に遊技機、法令、パチンコ業界の将来像などをセミナーするもので、今回は(株)スタッフコーポレーションの石井孝志代表が、最新ゴト手口と対策について、弁護士の三堀清氏が、ホール幹部の法律常識を、早稲田大学理工学部の大野高裕教授が都遊協青年部会と合同でおこなっている研究活動「元気・パチンコ・JAPAN」の活動中間報告を行った。
三堀弁護士は、6月22日に警察庁から通知された広告宣伝規制について解説し、「今回の通知により店内限りであっても広告宣伝規制に違反する表示を行うと条例違反ではなく、風営法に基づいた違反として処分が行われるという解釈がなされており、量定D(10日以上80日以下の営業停止)処分が下される可能性もある」と注意喚起を行った。