PCSA  仙台でストアコンパリゾン開催

一般社団法人パチンコ・チェーンストア協会(加藤英則代表)は9月16日から18日かけて、宮城県仙台市において、9月拡大理事会、情報交換会などを開催した。

9月17日は、会員有志20名が参加してストアコンパリゾンを行った。震災から半年が過ぎた中、塩釜・多賀城・名取・仙台市内の6店舗を回った。昨年7月に仙台でストアコンパリゾンを実施した経緯もあり、震災後の営業状況やエピソード、そして今後の課題など、現場視点での意見交換、問題共有につとめた。視察店舗のひとつ「ダイナム信頼の森 名取美田園店」においては、監視カメラに残された震災発生時の店内の状況を特別に視聴。従業員の避難誘導の素早さ、遊技客が整然と避難している様子など、日頃の危機管理体制の重要性が伝わった。復旧・復興に向け、地域(地元)と一体となった企業対応、営業施策の有用性が各所で聞くことができた。また、広告宣伝規制の対応では、厳正な取組みが続けられている。チラシなど宣伝を自粛していく中で「現状、影響は感じられないが、新たなファン開拓という面など、長い目で見ていくと」ファン層の落ち込みを懸念する声が印象に残った。