ぱちんこ依存問題相談機関のNPO法人「リカバリーサポート・ネットワーク」(RSN)は、機関誌さくら通信12月21日(第56)号で11月の相談数は96件と発表。今年度累計は696件。2006年4月からの相談累計は6208件となった。
本人からの相談57件のうち、相談経路では、ホール内ポスター47件、インターネット5件、その他3件、不明2件と、ポスター内ポスター(チラシ)からの相談につながっていることから、ホール設置協力をさらに呼びかけている。
今回のケーススタディでは、ぱちんこ以外の問題を持つ方たちについて。その中で、さまざまなケースを紹介。相談員の悩みどころ、電話相談員の基本対応、そして電話相談員が困るケースも紹介。「ギャンブリング問題がない、ギャンブリング問題とは関係がないケース」、「緊急性が高く、ギャンブリング問題どころではないケース」、「明らかに精神障碍の問題があっても『ギャンブル依存症』と自己診断して譲らないケース」、「医療機関や相談機関の対応に問題があるケース」、「精神疾患だけでなく生活環境や家族関係などが複雑に影響しあって問題が起こっているケース」などが紹介されている。
なお、お問い合せ等ならびに活動協力(寄付等)については、RSNまで。