娯楽産業 
日本電動式遊技機工業協同組合(里見治理事長)と回胴式遊技機商業協同組合(伊豆正則理事長)は、「2011・3・11 東日本大震災 復興支援活動の記録 We Are One!」(A4判30頁)と、「東北に響く復興への歌声」(DVD版)を作成した。
未曾有の大地震と大津波の襲来、この日(311)を忘れることができない、忘れてはならないという思い。復旧復興に向けた両組合の連携した4月から12月の合同プロジェクト活動をまとめたもの。震災以降、両団体合同での第一次義援金5億6000万円の拠出。汗ばむ季節には移動式シャワーコンテナの設置。食から元気を届けたいという思いの炊き出し支援活動。見えない恐怖を少しでも安心につなげて欲しいと放射能線量計の寄付。移動手段に活用をと15人乗りワゴン車の提供。さらに被災者の心の癒しとともに、ストレス発散、被災者同士のコミュニケーションを図ることを目的として宮城県内10ケ所の仮設住宅を対象とした「カラオケ歌合戦」の開催。関係者ひとりひとりの絆を源泉とした、数多くの復興支援活動を記録としている。
まもなく1年。「東日本大震災の復興には、長い年月が必要だといわれています。私たちは、遊技業界の一員として『社会とともに、人々とともに』を合言葉に、そして有意義に、復興支援活動を継続してまいる所存です」と誓い、「We Are One!」と記した。