回胴式遊技機商業協同組合(伊豆正則理事長)関東・甲信越支部は1月18日、浅草ビューホテル(東京・台東区)において地区研修会を開催した。
研修会では元PL学園野球部監督の中村順司氏を招き、「野球と私」の講演を聞いた。高校野球・甲子園20連勝、強運と共に多くの一流選手を育てた名将の当時の気持ちが再現された。特に、選手育成に関しては、無理に型にはめることはせず、合理的な体の使い方を教えたり、野球人としての心構えを教えたりすることなど、勝負にこだわることなく、人づくりに専心していたことが伝わっていた。
新年懇親会において、大饗裕記筆頭副理事長は、「組合が一丸となって、その中で、業界全体が一致結束して、諸課題に対応していきたい。新政権の打ち出す経済再生政策に期待が注がれているが、私たちの業界は、内需産業であり、コストを下げながら、ホール様の営業が発展し、遊技するお客様が増えていくために、我々回胴遊商は少しでも貢献できるよう務めていきたい」と語った。来賓を代表して、青松英和理事長(全日遊連)は、「デフレ経済再生という中でありますが、私たち業界の危機感として、1回交換が全盛だった時代とは違い、今は長時間粘らなければならないような諸問題が懸念されている。少ない小遣いの範囲で、遊技できるような対応に、一丸となってご協力いただきたい」と、産業再構築に連携を呼びかけた。来賓には、関東地区県遊協から長野、東京、群馬、神奈川、新潟、そして関連団体から全日遊連、日遊協、東日本遊商など招き、連携強化を醸し出した。