日遊協 第7回遊技産業マネジメント・カレッジ開校

パチンコ・パチスロ新時代に求められる、遊技産業の新しいリーダーの養成を目指して、日遊協が主催する「第7回遊技産業マネジメント・カレッジ」は11月21日、晴海グランドホテルで開会した。

今回の研修課題は「ぱちんこ業界のこれからの可能性」。「ぱちんこ産業だから出来る社会への貢献」「力を入れるべき獲得ユーザーとその対策」というテーマのうちから二択して、9チームに分かれ、2日間かけ練り上げていく。研修の対象は遊技産業に携わる中堅管理者で、ホール(14社29名)は店長・マネージャー級、遊技機メーカー(5社6名)・販社(4社7名、その他5社9名)等は部課長級、全国28企業から51名が研修生として参加。21日はグループディスカッションを開始、22日にその成果発表のプレゼンを行う。

21日夕刻からは、庄司孝輝会長をはじめとした執行部を交え懇親会を開催。庄司会長は「ふだんは現場で仕事に追われている責任ある立場の方々ばかりと思うが、2日間、頭の中をクリアにしていただきたい。その中で、この業に就かれた当時を思い出していただき、こうありたいといった自らの初心と現在の課題とを結びつけ、アイデアを出して欲しい。チームワークづくり、横のつながり含め実のある2日間にして欲しい」と激励した。樋口益次郎理事(人材育成担当)は「業界は今厳しい時期だと言われてはいますが、見方を変えれば、非常に面白い。私達の知恵が試される楽しい時期ととらえられる。何か持って帰っていただき、日本一の大衆娯楽へとさらに発展させて欲しい」と乾杯の音頭をとった。

なお、22日は、各グループによるプレゼンテーション、次世代経営者によるパネルディスカッションを行う。