パチンコ・パチスロ産業の業界14団体は1月28日、新橋第一ホテル(都内港区)において共催による賀詞交歓会を開催した。
監督官庁の代表者ら来賓を前に、ホール14団体の代表者が2014年のスローガンをサプライズ。今回は、「気軽に遊んでもらおう!パチンコ・パチスロ」宣言を掲げ各種の活性化施策のもと業界一丸となって展開していくことを宣言した。
14団体を代表して青松英和理事長(全日遊連)、金沢全求理事長(日工組)、里見治理事長(日電協)が挨拶を行い、全員で「気軽に遊んでもらおう!パチンコ・パチスロ」宣言(3項目)を採択した。
宣言1「ファンの多様なニーズに応えられる遊技機の開発を推進する。」
宣言2「ファンが気軽に遊べるホール環境を構築する。」
宣言3「新たなファンを創出するためのPR活動を実施する。」
警察庁生活安全局保安課の楠芳伸保安課長は、「不正改造、賞品買取違反、広告宣伝規制違反、のめり込みに起因する等の事案があり、厳正に対処していかざるを得ない所。皆様方におかれましては、改めまして、風営適正化法の趣旨に思いを致していただきたい。引き続き、安く、手軽で、安心して、遊べる遊技環境の整備と業界の一層の健全化の推進にご尽力いただきたい」と業界が一丸となった取り組みを要請した。また消費税増税の件では、「混乱が生じないよう広報啓発に努めて参りたい」と述べ、パブリックコメント含め、業界内での周知徹底を要請した。
宴では来賓の大門課長補佐(警察庁保安課)、伏見専務(機構)、柳澤常務(保通協)、西村代表(RSN)を紹介。庄司孝輝会長(日遊協)の「おめでとう!」乾杯の音頭により、業界の新しい年に杯を掲げた。