一般社団法人日本遊技関連事業協会の九州支部(樋口益次郎支部長)は4月10日、福岡市博多区において支部総会を開催。任期満了に伴う役員の改選では樋口支部長(三宝商事)、副支部長・八坂真吾氏(ビッグ・マリオン)、福山裕治氏(フェイスグループ)、西谷淳氏(西の丸)を再任した。
樋口支部長は「遊技環境整備」「人づくり」「環境問題」「社会貢献」という26年度重点推進事項を説明した。任期中に打ち出した「執行部会のオープン化(年2回予定)」と「勉強会」の継続を強調。新たに「持ち出し執行会」を提案。7月予定で、日遊協東北支部と合同で、女川町(宮城県)の復興施設のひとつであるコテージ風の宿泊施設を利用して、寝食を共にするオープン執行会の開催を提案。また、25年度からスタートした「パチンコが日本をキレイに。まずは九州から。」をスローガンとした9月9日「クリーンディ 大掃除の日」の第2回を企画。「前回1796名の参加だったが、約2000名で例えば、ひとり500メートル掃除すると、3号線(鹿児島から北九州)を走破する距離になる。クリーンディを積み重ね、日本の国道を走破するような目標を掲げることで、普及と盛り上げを企画していきたい」と九州からの情報発信に協力を呼びかけた。
時代に適した風営法を求める会(風営法改正議連)の活動について篠原専務(日遊協本部)が報告。第1回(2月14日)は渡邊洋一郎弁護士(余暇進・理事)がパチンコ交換税(私案)として、業法提案したという。日遊協は3月14日第3回会合に呼ばれ、業法については触れず、風営法ワーキングで検討している問題点を説明したと報告。「日遊協として議連から、要望、提言事項等の要請を受けた際には、ドタバタにならないよう、きちっとした形でできるよう、準備は進めている。国会でのIR推進法案の審議の2ヶ月ほどは、要注意の期間ととらえている」と迅速な対応と問題共有につとめているとした。