中国遊商 新年互礼会を開催

中国遊技機商業協同組合(松原陽輔理事長)は1月9日、広島市内にあるホテルグランヴィア広島において平成27年新年互礼会を開催。組合員を中心とした82名(組合員72名・来賓10名)が参加した。

冒頭、挨拶へと立った松原理事長は、「現在、遊技業界には不正の排除、のめり込みの防止、ユーザーの開拓など、取り組まなければならない様々な課題が山積しています。業界全体が危機意識を共有し、一丸となってこの局面を打破して行かなければなりません。昨年からパチンコ・パチスロ産業21世紀会のもと、遊技産業活性化委員会が設けられ、多用なニーズに応えられる遊技機の開発や、新たなファンの開拓、その他様々な活性化に向けた取り組みについて協議がなされています。当組合としても、リカバリーサポート・ネットワークへの協力や、新たなファンの開拓に向けての施策など、協力できるところから協力して行きたいと考えています」と語った。

また、遊技機の不正改造事犯について松原理事長は、平成21年から平成24年まで減少傾向にあった検挙件数(全国的に見た)が、平成25年に再び増加に転じた事を報告。中古遊技機流通事業において、遊技機取扱主任者に対する指導や教育、実技研修の内容を今まで以上に強化し、更なる健全化に向けた施策を積極的に取り組んで行きたいと伝えた。