RSN 2014年版報告書が完成

ぱちんこ依存問題相談機関のNPO法人「リカバリーサポート・ネットワーク」(RSN)は、2014年「ぱちんこ依存問題電話相談事業報告書」をまとめた。

2014年の電話相談数は3077件(月平均256.4件)。2006年4月からの累計相談数は1万4804件。前年3364件と2年連続して3000件を越えた要因のひとつとして、業界あげた取組み、RSNの相談先電話番号を掲載したポスター、ステッカー、ポケットテッシュの配布などをあげている。

第1章は相談の基礎資料。第2章は相談者全体の詳細。第3章は相談者(家族・友人)の詳細。第4章は相談者(問題を持つ本人)の詳細としており、各章ごとにまとめている。第4章での新たな解析項目は、「債務整理経験」(2014年5月〜)。債務経験の有無をたずねたところ、本人相談者の19%に債務整理経験があった。債務整理経験の有無と1ヶ月の遊技金額の関連は、大きな差は認められなかった。債務整理経験の有無と現在の借金の関連は、借金のある相談者13%、債務整理経験無し&借金無し40%等。

この報告書はA4判40ページ。同報告書はPDFのダウンロードが可能(http://rsn-sakura.jp/2014report.html)。また同報告書へのお問い合わせは、RSNまで。