回胴式遊技機商業協同組合(伊豆正則理事長)は4月20日、都内台東区のオーラムにおいて、新規加入組合員講習会を開催。今年5月より新たに加入する13社の代表や役員、責任者ら25名が集まった。
伊豆正則理事長は、回胴遊商の現状について、4月末時点の組合員総数は541社、特別会員、賛助会員を含めると600社近くにまでなり、業界団体としては最大級の規模となったと説明。そして「パチンコのMAX機、パチスロのAT・ART機に関する内規変更に際して、中古運用がどうなるか、現在業界6団体で協議している最中であります。これからも組合員が希望を持てる組合を構築していきたい。真の大衆娯楽を追及するためにも、新たに加わって頂く13社の皆様の力を是非貸して頂きたい。誇りを自覚と責任をもって取り組んでいく」と業界の発展や健全化に向けた強い決意を述べた。
講習会は、桂木俊郎専務理事、飯石業務課長、西山副理事長が講師を務め、風営法や組合の歴史から始まり、健全な遊技機の流通、さらにはPSIOを始めとする不正防止対策に至るまで、組合や業務に関わる理解を深めた。中古機および認定機の申請業務や確認シール事業といった普段の実務に深くかかわる内容のほか、研修会や社会貢献事業等、組合行事への参加も呼びかけられた。参加者たちは約3時間半、組合員として自分たちも健全化推進の一員であることを再認識していた。