東京都遊技業協同組合(阿部恭久理事長)は4月23日、遊技会館(東京都新宿区)において、4月定例理事会を開催した。「全関東夏のファン感謝デー」は、7月31日、8月1日、2日の3日間開催(予定)が決定。幹事会社は高島屋で、東京、神奈川、栃木、新潟の4都県遊協で第1回を準備している。
阿部理事長は業界活性化への連携した取組みの原動力となるよう協力を要請。「業界は厳しい環境におかれている。メーカーの民事再生、破産、事業撤退という話も出ている。そういったことも踏まえ、考えなければならない。全日遊連では、日工組、日電協と定期連絡会議を始めた。ホールが買わない、メーカーが作らないといった関係はやめ、お互い何をすべきか話を進めている。お客様を増やしていく、遊びやすくすることについて、より緊密な協議となっている。今の営業形態をこのまま続けていて、ファンが増えていくのかどうか、そういった議論にも踏み込んでいきたい。先日、青年部の活動として外国人観光客誘致の取組みを行ったが、遊べないパチンコで何が面白いのかわからない、といったことではいけない。今一度、パチンコというベースを見つめなおし、遊びということを考える時期に来たのかもしれない。実践していくためには、1店2店が始めたからといって、変わっていくものではない。今後、組合挙げた取組みを通して、明るい業界にご協力をお願いします」と呼びかけた。
理事会では「通常総代会への提出議題(案)について」決議事項を原案通り承認。各委員会からの報告では「依存(のめり込み)問題・置引き防止等研修会の開催結果報告について」「子ども事故防止『強化期間』の実施と大型連休に向けた『子ども事故防止対策の徹底』について」「全関東『夏のファン感謝デー』の開催について」など、連絡12事項について審議確認した。