群馬県遊技業協同組合(趙栄日理事長)並びに群馬県遊技業防犯協力会は5月18日、前橋市の前橋商工会議所会館において第50回の通常総会を開催した。
同組合は昭和26(1951)年3月群馬県打球組合連合会として発足し、昭和28年5月、群馬県遊技業場組合連合会に改称。また昭和41(1966)年3月、中小企業等協同組合法に基づく群馬県遊技業協同組合として認可、本年(平成27年)で創立50周年を迎えた。なお、今回の総会において創立以来65年の群馬県遊技場組合連合会は解散を決めた。
総会後の懇親会において、壇上に上がった趙理事長(写真)は「先輩方が始めた遊技が色々な形で発展を遂げ、個人個人の生業であったものが、組合活動に確立した。それを協同組合として50年間積み上げてきた」と組合の意義を述べた。ただ、組合員店舗数においては、3月末には143店舗と16年連続して店舗数が減少、最盛期(平成8年の368店舗)の半分以下という厳しさを経験している。「私たちは、どんな苦境も乗り越えてきた先人の知恵を生かし、我が国独自の大衆娯楽・文化であるパチンコ・パチスロ遊技が、より多くの県民の皆様に愛されるよう、組合の総力を挙げて取り組んでいきたい」と趙理事長は業界の連携強化を呼びかけた。
来賓祝辞では、永井薫生活安全部長(群馬県警)が安全・安心まちづくりへの取組みに一層の協力を要請した。