一般社団法人 遊技産業健全化推進機構(伏見勝代表理事)は5月20日までに、機構ホームページ上で「遊技機性能調査の実施について」のお知らせ(重要)を公表した。それによると、従来の立入検査に加えて、検査員が実際に玉・メダルを借りて遊技を行う調査をするという内容。
お知らせでは「機構が誓約書を提出された各ホールへの立入検査を開始して9年目を迎えました。機構検査部ではこの間、全国2万店舗以上の誓約書提出ホールに対して遊技機並びに計数機の立入検査を行ってまいりました。皆様方のご協力に感謝申し上げます。さて、その立入検査で遊技機の検査方法と致しましては、主に目視点検及び写真撮影を実施して参りましたが、今般、ぱちんこ遊技機及び回胴式遊技機を実際に試打し、そのデータを収集することで不正改造の疑いがあるのか否かの判断を行う『遊技機性能調査』を実施させて頂くことになりましたのでお知らせします。本調査を実施するために変更させて頂いた『立入検査実施要綱』と遊技機性能調査の実施方法を定めた『遊技機性能調査 実施規程』も掲載させて頂きます。誓約書を提出されたぱちんこ許可営業者の方は必ずご確認頂き、ご理解とご協力をお願い致します」としている。
遊技機性能調査の特徴として、検査員は無通知はもちろん、青色ジャンパーも着用しない点。一般遊技客と同様遊技する(データを収集する)だけ、というもの。本調査の実施は、6月1日から開始予定としている。