札幌方面遊技事業協同組合(朴耕成理事長)・札幌遊技業協同組合(同)・札幌遊技業支配人会(河本成銖会長)・一般社団法人 日本遊技関連事業協会北海道支部(美山正広支部長)は10月6日、札幌市の札幌コンベンションセンターにおいて、健全営業推進セミナー2015を開催した。
午前の管理者向け研修会において、渡部泰光課長補佐(北海道警察本部・生活案全部保安課)は、「ぱちんこ営業における健全営業の推進について」講話。その中、健全化に向けて(1)のめり込み問題対策(RSN支援、幼児の車内放置事案の防止等) (2)不正改造事犯の絶無(機構立入調査への協力、くぎ問題等) (3)賞品買取事犯の絶無について(量定基準の引き上げ等厳正化)など、道内の取締り状況を踏まえて述べた。最後に、自主規制の取り組みについて「自主規制の取り組みは大きな役割を果たしている。しかし時として、一部の営業者がルールを守らないといった不満の声が聞かれることがある。自主規制を守らないからといってそれが直ちに法令に違反しているのではなく、行政がとやかく言うことではない。しかし、皆様自らが一致団結して足並みをそろえて健全化に取り組んでいただくことを期待しています」と自主規制の取り組みが着実に取り組まれ、成果につながるとした。
午後からは、定森裕信課長補佐(北海道警察本部刑事部捜査第三課)の「遊技場内における窃盗事件の発生状況について」の講話。その他、講師に高石隆一氏(ジャパン・セキュリティ・サービス)、ポンペイ吉田氏などホール支援セミナーを開催する。
展示スペースでは道内外より27社・団体が出展。パチンコ、パチスロ遊技機から周辺機器、サービス、社会貢献など様々な展示が紹介。また、先ごろ発表されたA-gon手打ち式パチンコの試打が初披露されるなど、来場したホール関係者の関心を集めていた。
渡部課長補佐
ホール来場の多くが初めて試打するという手打ち台に関心集めた