回胴式遊技機商業協同組合(伊豆正則理事長)は10月16日、名古屋市中区の東京第一ホテル錦において、中部・北陸支部(木原賢支部長)の地区研修会を開催。同支部組合員はじめ特別会員や賛助会員等、96名が集まった。
開会の言葉を述べた木原支部長に続き、挨拶を行った伊豆理事長は「9月30日に6団体合意・申し合わせが成った事で、これから数値目標を定めて高射幸性遊技機を撤去していくことになりました。際して、中古や認定の問題等も出てきます。組合からの案内には必ず目を通して頂きたい。各企業や団体ではなく、パチンコ業界自体が今後どうしていくのかが問われています。本日はその様な点も含めてお伝えしていきたい」と語った。
研修会では愛知県警察本部生活安全部保安課の明石斉課長補佐による講話が行われた。明石課長補佐は東日本大震災への復興支援をはじめ、様々な社会貢献活動や組合の組織強化等に対し警察として心強いと述べた後、①中部・北陸地区のホール数②幼児の社内放置事故防止③点検確認の3点について語った。中でも点検確認に関しては「今年、愛知県内のホールより認定申請があり、検査を行ったところ、型式通りでない遊技機が散見され、申請取り消しといたしました」と報告。より一層確実な点検確認を要請するとともに、適切な遊技機運用を販社からホールにも啓蒙していくよう呼びかけた。