ぱちんこ依存問題相談機関の認定特定NPO法人「リカバリーサポート・ネットワーク」(RSN)は、機関誌さくら通信2月18日(第106)号で1月の相談数は203件(179件・支援室24件)と発表。これによりRSN相談件数は、2006年4月からの相談累計は1万7974件となった。
今回、本人からの相談は112件(81%)、家族・友人27件(19%)。本人性別内訳では、男性89、女性23。本人相談経路(112件中)では、ホール内ポスター60件、インターネット36件、ホール配布ティッシュ5件、その他4件、不明・拒否4件、他の相談機関2件、ホール貼付ステッカー1件。今回より、ホール配布ティッシュの項目を追加。昨年11月から関西地区各ホールから配布開始したポケットティッシュ経由の相談は、8件(本人5件、家族 ・友人3件)主に関西、中国地方からあった。
特集「相談電話の向こうから(その21)」は、高齢者からの相談(ケース)。パチンコと50年を超えパチンコしか楽しみのないAさん・70代・男性、今になって人生振り返ると「結局何も残っていない」という後悔と自責の念からの相談。もともと余暇の過ごし方が上手くないAさん、定年退職後の生活は今まで以上に何もすることがない不安と苦痛に対して、相談員は、少しでも改善に導けるよう、生活の安全確保、地域とのつながりを支援してもらえる高齢者サロンを紹介、利用を提案した。
問い合せ等ならびに新規入会希望、活動協力(寄付等)については、RSNまで。