遊技機運送事業協同組合連合会(栗原真会長)は2月25日、大阪市内の難波御堂筋ホールにおいて「セキュリティ研修会」を開催。関西の組合員を中心に約100名が参加した。
昨年11月2日、遊技機運送事業協同組合を中心に、中部遊技機輸送協同組合、近畿遊技機輸送事業協同組合、九州遊技機運送事業協同組合で連合会を発足。これに伴い、昨年まで遊運協が主催となって行っていた研修会を、今回は連合会主催で名古屋(2月24日)、大阪、福岡(3月9日)、東京(3月15日)の4会場で行う運びとなった。
大阪会場にて挨拶へと立った栗原会長は、「さらなるセキュリティの強化を目的に、昨年、連合会を発足しました。今回の研修会には日工組、日電協の方を招き、4月1日から業界内で何が変わるのかなどについて講話して頂きます。業界が変化し続ける中、これまで以上に厳格な遊技機の運送業務が求められてきます。よく話を聞きしっかりと理解して頂ければと思います。また、来月15日には東京でも研修会が行われる予定です。東京では併せて、連合会の設立記念式典も実施しますので、皆様も是非参加して下さい」と語った。
挨拶終了後、日本電動式遊技機工業協同組合の坂元美之副グループ長(健全化・セキュリティWG)と、日本遊技機工業組合の田中芳郎事務局次長を講師に招き、『製造業者遊技機流通健全化要網』並びに『遊技機製造業者の業務委託に関する規程』について講話を実施。昨年から現在までの業界の動きを振り返った後、4月1日からメーカーと運送業者との間でどのような契約が必要になるのかや、遊技機運送管理票の正しい記述方法などが伝えられた。