東京・北沢組合 世田谷の福祉を支える足(福祉車両)累計50台

東京都遊技業協同組合の北沢遊技場組合(南栄二組合長)は3月17日、世田谷区役所・区民会館ホワイエにおいて、福祉車両2台の贈呈式を開催。これにより北沢組合は平成5年以来、区内の福祉施設に福祉車両を贈り続け、累計寄贈台数50台となった。

当日の車両贈呈式では、北沢組合の組合員が出席し、代表し南組合長が「平成5年からスタートした福祉車両の寄贈は、私どもの暴排活動が契機だった。地域の皆様にご迷惑をおかけしたのはもちろん、暴排が完遂できたのは地域の皆様のご協力があったればこそであり、地域にお返しを誓った。今回で23回、今後も続けていけるよう努めていきたい」と挨拶し、保坂展人区長にレプリカキーを手渡した。

保坂区長は北沢組合に感謝状を贈った。「長年そして継続した福祉車両のご貢献に対して、感謝申し上げたい。世田谷区の人口は約88万人、障がいのある方が約4万人、65才以上の高齢者約17万6000人、身近な地域福祉の重要性は益々高まっている。北沢遊技場組合のご厚志に重ねて感謝します」と区民を代表して謝意を込めた。

この後、寄贈先の社会福祉法人日本フレンズ奉仕団(高齢者在宅サービスセンター「デイ・ホーム中丸」)、特定非営利活動法人ハンディキャップを走らせる会に福祉車両が贈られ、それぞれ感謝の言葉が寄せられた。

感謝状を贈る保坂区長(左)と南組合長

区民の目にとまるよう区民会館ホワイエで贈呈式を行った

区役所中庭に面したスペースに寄贈車両を展示