東京都遊技業協同組合の新宿、戸塚、牛込、四谷の4組合で組織する新宿区遊技場組合連合会(原田實会長)は4月5日、新宿区役所の区長室において社会福祉法人新宿区福祉協議会(北中誠会長)に対し、福祉車両(日産NV100 クリッパー)1台の贈呈式を行った。
寄贈式では、原田實会長以下、4組合長、新宿区福祉協議会からは名誉会長の吉住健一区長、中澤良行福祉部長らが出席し、原田会長は福祉車両の目録を贈った。区内は細い道が多く、小回りが利く車両ということで寄贈となった。吉住区長は、暴力団排除に長年尽力してきた原田会長の功労を称えるとともに「区内、200余の町会がありますが、その代表を務める原田会長直々に寄贈を賜り感謝申し上げます。新宿の大事な伝統行事・流鏑馬神事の保存会会長として運営にも大変お世話になっております。今後も連携を密にした区政に努めたい」と謝意を述べ、感謝状を贈った。
間もなく卒寿を迎える原田会長、「区画整理のため、パチンコ店を廃業することにしました。遊技組合としては今日が最後の公務になります。私は半世紀余にわたり、地域の皆様に支えられた恩返しとして、今後も地元の地域防犯に寄与していく所存です」と社会貢献への熱意を込めていた。