財団大遊協 OB懇親会開催

公益財団法人 大遊協国際交流・援助・研究協会(高島洋理事長)は9月25日、大阪市のホテルプリムローズ大阪において、卒業した奨学生たちを集めた「OB懇親会」を開催した。

同協会は海外からの留学生を対象とした奨学金受給事業等を通じて国際交流を図り、更には大阪の国際化に寄与する事を目的としている。OB懇親会は金銭的援助だけではなく、卒業した奨学生たちと同協会、更には奨学生同士のつながりを深める事で、国と国の架け橋としての役割を更に充実させる狙いだ。

事業開始より25年の節目を迎える現在、およそ330名のOBのうち、連絡が取れる人は約100名。その内、日本には73名が在住している。今回は中国やベトナム、台湾、フィリピン出身の10名(男性4名/女性6名)が集まり親睦を深めた。

「今年、昨年の卒業生の内、およそ85%が日本国内で就職等しております。今後、OB懇親会を継続して開催し、更に人数を増やしていきたい。日本に来た留学生の一人ひとりが日本を理解し、そして絆を深めてほしい。」と村上昭徳専務理事。懇親会は和気藹々とした和やかな空気が流れていた。