8回目となる「全国遊技業青年部会交流会」は京都府遊協青年部会幹事担当のもと10月13日、ANAクラウンプラザホテル京都において開催。24都府県の青年部員111名が集り、親交を深めるととともに、『おいない(京都弁でおいでよ)ぱちんこ!わてらででける明日から』をテーマに、若年層の集客拡大について議論を集めた。
白川智久部会長が歓迎の挨拶。「私たちの業界は様々な問題が山積しています。我々青年部として、未来に向けて遊技人口の回復が一番大切ではないだろうかという事で、“おいない ぱちんこ!わてらででける明日から”のテーマを通じ、自分たちでできる事は何かについて」開催趣旨を京都弁で表したとした。親組合の白川鐘一理事長は祝辞。1988年に活動した全国青年の集いの代表だった白川理事長として、再び多くの青年部が一堂に京都に集ったことに人一倍の期待を込めた。「これから皆さんの果たすべき役割は益々大きくなっていくものと確信しており、この交流会は礎となるもの」と述べ、ファン集客・拡大は、業界としての重要なファクターであることを力説した。
全国青年部会は、遊技業の“これから”を考えるために、次代の業界を担う全国の青年部会員が一同に会する機会として今回で8度目の開催を迎えた。親睦と連携を通じて全国に協力し合える仲間を作る事により、今後の遊技業界の更なる発展に力を尽くすことが目的だ。
基調講演には鍛冶博之氏(徳島文理大学総合政策学部講師)を招き、「業界健全化への日常的挑戦〜パチンコホール企業を例に〜」について考察した。鍛冶氏は、2014年度社会貢献団体機構の助成を受け「パチンコホール企業改革の研究」を出版。講演では、業界全体のイメージ向上のために健全化は必須の条件と、社会との信頼をより強固していくことが重要と説いた。続いて、鍛冶氏の他、POKKA吉田氏、徳田幸修氏(STI)、中川系太郎氏(トリスト)がパネラーとなり、パネルディスカッション。これを受け、青年部員は12グループに分かれ、10年後のパチンコのあり方について意見を出し合った。
夕刻からの交流会では、20数年前の全国青年の集い京都大会と同様に舞子さんによる祇園小唄でオープニング。中締めでは、次回幹事県として茨城青年部の李晃明青年部会長が再会を誓った。
全国から青年部長が勢揃いし記念撮影
鍛冶氏
パネルディスカッション
グループディスカッション
祇園小唄で歓迎